格安スマホはWiMAX2+を活用するとさらに携帯料金を節約できる?!

WiMAX2+を活用した節約術の解説

 

スマホ料金やインターネット料金を節約したくて、格安スマホに変えたりWiMAX2+を契約する人も多いのではないでしょうか。
特にスマホ料金は月に10,000円以上かかるなんてこともザラな状況になっていますよね。
動画やSNSをたくさん見る人であれば、使用するデータ容量が増えるのでそこまでの金額になる人も多いようです。

 

今回は、スマホ料金の賢い節約術として、「格安スマホに乗り換え、WiMAX2+(ギガ放題)を併用するとどのくらいお得になるのか」を検証していきます!
さらに、安くておすすめのWiMAX2+プロバイダや格安スマホのMVNO(通信事業者)も紹介したいと思います。
また、WIMAXルーターで格安SIMを使えるのか、UQ WiMAXで始まったWIMAX2+のSIMのみの契約ってどうなの?という点も解説します。

格安スマホには乗り換えないけど、スマホと一緒に安くWiMAX2+を利用したいという方は、下記をご覧下さい。
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まずは格安スマホの説明!

最近よく聞く「格安スマホ」
でも、格安スマホってよく聞くけど一体何なの?と、いう方もいらっしゃるかと思います。
そこで、まずは格安スマホについてざっくり分かりやすく説明していこうと思います。

分かりやすく説明するため、詳細の説明は省きます。
詳しく知りたい方はMVNO各社の公式HPでご確認ください。

 

格安スマホとは?

節約

 

格安スマホとは、誤解を恐れずにいうと「NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)の大手3キャリア以外の会社が提供している”SIMカード”を利用したスマートフォン」のことを指します。

 

SIMカードって何?

SIMカードとは、スマホや携帯に差し込まれているICカードです。
これが無いと電話やインターネットなどの通信ができなくなります。

実はSIMカードは大手以外でも販売している!

そして、このSIMカードですが、実は上に書いた大手3キャリア以外の通信事業者(いわゆる「MVNO」)でも提供されているんです!
MVNOでは格安で利用することができるので、そんなSIMカードを「格安SIM(カード)」と呼び、格安SIMを使ったスマートフォンのことを「格安スマホ」と呼ぶというわけです。

 

今使っているスマホも格安スマホになる?

ここで、気になるのは「では、自分が今使っているスマホで格安SIMを使えないのか?」という点。

 

結論から言うと、「格安SIMを使えるスマホと使えないスマホがある」んです!

 

基本的に2017年あたりから発売されている比較的新しい端末であれば、ほぼ確実に格安SIMを使えます。
ただし古い端末(スマホ)に関しては、SIMロックの解除が出来ない端末もいくつかあります。

 

SIMロックって何?

キャリアがSIMカードを交換して使えないようにロックをかけていること

自分の端末がSIMロックの解除ができるかどうかは、キャリアの公式サイトを確認したり、MVNOのサポートセンターに直接連絡して相談するのがおすすめです。

格安スマホとWiMAX2+に乗り換えたらどのくらい安くなる?

さて、ここからが本題です。
なんといってもWiMAX2+と格安スマホにする一番のメリットとして挙げられるのが、スマホの月額利用料が安くなることです。
では、具体的にいくらくらい節約になるのでしょうか?

 

まずは大手3キャリアのスマホ利用料金のアンケートを取ってみました!

 

携帯料金アンケート

 

やはり多くの方が、7,000円以上の金額となっているようです。
管理人も少し前までソフトバンクをずっと使っていたんですが、大体9,000円〜多い時は1万円以上いくこともありました。
やはり動画などを見てデータ容量をたくさん使用してしまうので、プラン的にも高いプランに設定していたからです。
プラスで通話料もかかるので、なかなか安くすることができませんでした。

 

機種代金がプラスされると8,000円以上はかかる

3キャリアはそれぞれプランによって料金が変わりますが、別途機種代が発生し、それは大体1,000円〜2,000円程だそうなので、機種代金を支払っている間は総合計金額は最安プランでも8,000円〜10,000円かかってしまうんですよね。

 

では続いて、WiMAX2+のプロバイダおよび格安スマホのMVNO各社の月額利用料は次の通りです。

WiMAX2+の月額利用料

プロバイダ名 月額利用料
【通常プラン】
月額利用料
【ギガ放題プラン】
Broad WiMAX
Broad WiMAX
\2,999〜 \2,999〜
カシモWiMAX
カシモWiMAX
\1,518〜 \1,518〜
GMOとくとくBB
GMOとくとくBB
\3,969〜 \3,969〜
BIGLOBE
BIGLOBE
- \4,378〜

 

WiMAX2+の最安値プロバイダは、BroadWiMAXとなっています。

 

格安スマホの月額利用料※最安プラン/SIMのみの場合

MVNO社名 月額利用料
【データ専用】
月額利用料
【通話付き】
docomoユーザーにおすすめ!楽天モバイル

楽天モバイル
楽天モバイル

525円 1,250円
auユーザーにおすすめ!UQ mobile

UQ mobile
UQ mobile

1,980円 1,980円
softbankユーザーにおすすめ!LINEモバイル
LINEモバイル
LINEモバイル
500円 1,200円

 

MVNOは各社料金やサービスが違いますが、キャリアごとにおすすめのMVNOを選出しました。

解説

まず、インターネットはWiMAX2+を使えばいいので、格安スマホは最安プランで問題ないと思います。

WiMAX2+は「ギガ放題」プランにすれば、大手キャリアにあるような1ヶ月のデータ量制限がありません。
※10GB/3日の制限はあります。(10GBはYouTube標準画質での視聴で約33時間程度)

 

今使っているスマホを利用すると月に最低3,500円節約

MVNO各社で、「データ通信のみプラン」と、「データ通信+通話も出来るプラン」の2種類に分かれています。
基本的には電話も必要な方が大半だと思いますので、通話付きプランの方で計算しますと、WiMAX2+と格安SIMを契約した場合は大体月額4,500円〜5,000前後で済みます。

 

BroadWiMax 3,411円 + LINEモバイル 1,200円 = 4,611円

 

なんと約半額!!

 

スマホは大体2年契約なので、現状のスマホ料金が8,000円だとして、4,500円安くなるとすると、2年で3,500円×24か月=実質84,000円も節約になります!

あくまで少なく見積もっての差額なので、人によっては2年間で10万円を大きく超えるほどの節約になるケースもあります。

 

おすすめのWiMAX2+プロバイダ×MVNOは?

繰り返しになりますが、おすすめのプロバイダ×MVNOはこちらです!

 

ちなみに今使っているスマホで格安SIMを使えるかどうかを簡単に説明しているので気になる方は下記をご覧下さい。

格安スマホに変更できる端末は?

非常にざっくりとした説明にはなってしまいますが、docomo、au、softbankのどの端末が格安SIMを使えるのか書き出してみました。

 

docomo

・基本的にドコモ系の格安SIM(MVNO)であればSIMロックを解除しなくても使うことが出来る
・端末によるが、SIMロックを解除すればau系・ソフトバンク系の格安SIMも使えるようになる
・ドコモのiPhoneとiPadであれば、SIMロックを解除してから格安SIMを使うと良い

au

・2017年7月以前に発売された端末は、SIMロックの解除が出来ない端末と出来る端末がある
・2017年8月以降の端末なら、基本的にSIMロックの解除をせず格安SIMを使うことが出来る
・ただし、SIMロックの解除をせずそのまま格安SIMに変えてしまうと、様々な制限があるため、SIMロックの解除をしなくても良い端末でも必ずauの契約期間中にSIMロックの解除をしておくと良い

softbank

・2015年5月以降に発売されたAndroid端末は格安SIMが使えない
・2015年5月〜2017年7月に発売されたAndroid端末はSIMロックの解除をすればソフトバンク系の格安SIMが使える
・2017年8月以降に発売されたAndroid端末は一部SIMロックを解除しなくてもソフトバンク系の格安SIMを使える端末があるが、必ず解除しておくと良い
・iPhone5以上のモデルであれば、ソフトバンク系以外(ドコモ、au)の格安SIMも使える(一部機種で制限あり)

WiMAX2+と格安スマホの4つのメリット!

WiMAX2+と格安スマホに変えることで生じる料金以外のメリットをご紹介します。

 

WiMAX2+で外でも高速インターネット!

格安スマホの回線は大手キャリアに比べると、回線を借りているだけなのでそこまで速度が速くなかったり、また不安定だったりします。
しかし、WiMAX2+が使えるので、最新機種なら下り最大1237Mpbsという高速で、かつ、安定感も格安スマホの回線よりは期待できます!

また、WiMAX2+の最大の特徴でもある「外でも高速インターネット」という点が、実際に外で使う機会が多い格安スマホと相性が抜群に良いんです。

 

キャッシュバックと端末の買取で大金をゲット!

WiMAX2+と格安スマホに切り替えるのに、一番躊躇してしまう点として考えられるのが初期費用の金額ではないでしょうか?
今使っているスマホが大手キャリアでもMVNOでも、格安スマホは端末を分割で払うより一括で購入した方が長期的にみると安く済みます。

 

ただ、最新機種を一括購入するとなると実はかなり高額なんです・・・。

最新機種は10万円を超えるケースもありますので、乗り換えたいと思っても先延ばしにしようとしてしまったりします。

 

ただ、WiMAX2+では契約するプロバイダによっては20,000円〜30,000円程の高額キャッシュバックがありますし、MNVOでもキャッシュバックキャンペーンをやっているところもあります。
また、スマホについては買取してくれる業者がいますし、人気のiPhoneなどは高値で買い取ってくれます。

 

この2つの方法で端末の一括購入の資金の助けはおろか、場合によっては高額な臨時収入になることもあります。

 

契約プロバイダおよびMNVOのお得なオプションが利用できる!

WiMAX2+では、プロバイダ独自のポイントが還元されるオプションやタブレットがもらえるプランなどを選ぶこともできます。

更にauの無料WiFiスポットも利用できます。

各社、セキュリティサービスなどさまざまなオプションがあるので、契約時にはしっかり確認してみると良いでしょう。

 

WiMAX2+は自宅のパソコン、タブレットにも使える!

WiMAX2+は外はもちろんですが、複数台繋げることが出来るので、自宅などの室内にあるPCやタブレットにも使用できます。
また光回線の契約が必要ない上、無線なので工事の手配も必要ありません。
もし、自宅がまだインターネット環境がない、または引越したばかりで契約しようと検討している場合は、その分のコストも節約することができます。

WiMAX2+と格安スマホの2つのデメリット!

ここまでメリットをたくさん紹介してきましたが、ではデメリットはあるのでしょうか?
無いといいたいところですが、実際には次のようなデメリットがあります。

 

端末が2台になる

普段スマホだけを持って外に出かけるのが当たり前になっている人が大半だと思いますが、外でネットを楽しみたい場合はもちろんWiMAX2+の端末も持っていく必要があります。
鞄に入れておくだけでいいので気にならない人は気にならないと思いますが、荷物を最小限にしたい人は気になってしまうかもしれませんね。

ただ自分もそうでしたが、WiMAX端末の持ち歩きもしばらくすれば慣れますよ。

 

メールアドレスがない or 変わる

格安スマホは、ドコモでいう「docomo.ne.jp」などのキャリア用のメールアドレスは基本的に用意されていません。

ただ、最近は連絡のやりとりはLINEだったり、GmailやYahoo!メールなどの無料サービスを利用している方が多いので大きな問題はないかと思います。

 

<結論>デメリットはいずれも解決できる問題!

そう、上記の2点は解決案があるため、これといってデメリットは特にないと言えます!

 

また、よく口コミなので言われているのが、格安スマホのMVNOの回線は不安定だったり、将来的には値上がりするのではないか、といった点ですが、今回紹介しているやり方ではインターネット回線は基本的にはWiMAX2+をメインで使うので、全く問題はありません。

 

また、よくある誤解として電話番号の移行(いわゆるMNP)についてですが、「端末が変わることになったら電話番号の移行ができないのではないか?」と思われる方が多いですが、電話番号自体問題なくは移行できるので大丈夫です。

 

よって、スマホをWiMAX2+と格安スマホに切り替えることはメリットばかりなので、スマホ代を抑えたい方は乗り換えをおすすめします!

更に極限まで節約したい人にはこんな方法も

節約2

 

料金を抑えるためにWiMAX2+と格安スマホにするので、「どうせならとことん極限まで節約したい!」という方もいらっしゃると思います。

 

そこで、更に安く抑えることができる究極の方法を紹介します。

 

自宅のインターネットを解約してWiMAX2+1本にまとめる

スマホの料金以外のところで節約する方法です。自宅でインターネット(光回線)を契約している場合は、それを解約し、WiMAX2+だけを利用すればインターネットの料金が節約となります。

自宅のインターネットの料金は大体月に3,000円〜7,000円もかかるのでかなりの節約になります。

 

通話はLINEなどのアプリを使う

余計な通話料を節約するために、LINEやSKYPEなどの通話機能を持ったアプリを使うとかかる費用は通信料だけで済みます。
通信については、定額かつ高速のWiMAX2+を使うので、通信料は気にせず、通話料をかなり安く抑えることができます。

 

機種変更して余ったスマホを活用する

これは究極の節約術と言えますが、スマホの機種変更をして以来使わなくなったスマホを活用する方法です。
実はこれ、電話は使えないのですが、WiFiに繋げばインターネットが使えるんです!
繋ぐものはもちろんWiMAX2+です!

 

上のポイント1と2を併せて実行すると、実質かかるお金はWiMAX2+の費用だけです。

WiMAXルーターで格安SIMは使えるの?

さて中には、WiMAXルーターで格安SIMが使えるのかどうか知りたいという方もいらっしゃることでしょう。
結論から言うと、WiMAXルーターで格安SIMは使えるのですが、いくつか押さえておきたい点もあります。

 

使えるのはau系格安SIMのみ

まず、格安SIMならどれでもOKというわけではありません。
WiMAXで使えるのは以下の「au系」の格安SIMのみになっています。

  • mineo
  • UQ mobile
  • Fiimo

 

対応する端末機種が限られる

しかも対応しているWiMAX端末が非常に限られるので、その格安SIMに対応している端末機種がどれかという確認が重要になります。
中古ショップやネットオークションなどで、中古のSIMフリールーターを購入することで格安SIMを使える場合もありますが、保証はできません。
問題なく使えるかどうかを調べるには、格安SIM会社の「動作確認端末一覧」などを確認してみることをおすすめします。

 

通信速度が遅い

また格安SIMはその名の通り通信料を安く抑えられるのがメリットですが、通信速度が遅いというデメリットがあります。
例えばデータ容量無制限のUQ mobileでも通信速度は最大500kbps程度のため、動画などの大容量コンテンツには不向きな上、利用者が多くなる夜などの時間帯は遅くなりやすいです。

WIMAX2+がSIMのみで契約できるように?

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年からWiMAX2+のSIMカードのみの契約ができるようになったんです!

WIMAX2+のSIMのみの契約とは?

UQ WiMAXでは2019年10月から、WiMAX2+のSIMカードのみの購入(契約)が可能になりました。
WiMAX 2+に対応可能な中古端末を持っていれば、SIMの契約のみでWiMAX2+が使えるという新プランです。

 

端末に関しては、中古ショップやネットオークション、Amazonなどで購入した白ロムもOKです!
快適なネット環境を望むなら、なるべく新しい機種を選んだほうが良いですね。

 

プランは2年の契約期間縛りがあるものとないものがあって、契約期間内に解約しても解除料金は1,000円と割安です。
つまり契約期間にとらわれず、気軽にWiMAX 2+が利用しやすくなるというものですね。

SIM単体契約の料金は安くない

しかし、このプラン…別に契約金額自体は安くはないんです。
UQ WiMAXのSIMのみの契約金額と、WiMAX2+最安値プロバイダのBroadWiMAXの月額料金(ギガ放題)を比べてみると一目瞭然です。

 

UQ WiMAXのSIMのみとBroadWiMAXの料金比較表
プロバイダ名 UQ WiMAXのSIMのみ BroadWiMAX
初期費用

3,000円

月額利用料

2年契約あり:3,880円 
2年契約なし:4,050円

1〜2ヶ月目:2,726円
3〜24ヶ月目:3,411円
3年目〜:4,011円

端末代金

(UQ WiMAX
オンラインショップ
一律15,000円)

全機種:0円
解説

端末をお持ちの場合、端末代金はもちろんかかりません。
しかし中古やAmazon等で新しめの機種を購入した場合には、大体5,000円〜9,000円程度が相場のようです。
つまり使い勝手まで考慮すると、最安値のプロバイダで普通に契約して最新端末を使用した方が安いということになります!

 

>>BroadWiMAXの公式サイトはここをクリック

まとめ

以上がWiMAX2+と格安スマホを活用して携帯料金を節約できる方法となります。
大手キャリアとサービス面での違いがあるものの、今では必須となったスマホを格安で利用できるのは大きい変化と言えます。
もし、スマホ料金に頭を悩まされているようでしたら、乗り換えてみてはいかがでしょうか?

 

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