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表現を楽しんだ朗読講座「鈴木澄江の朗読しましょう」
11月14日、メディアールではじめての試みである朗読講座、「鈴木澄江の朗読しましょう」は、講師を含めて10名で開講しました。読み聞かせに興味のある人、文章を書く仕事をしている人、フリーアナウンサーだった人、講師の朗読のファンなどが集まり、講師の読みとお話に加え、民話「泣いた赤鬼」を題材に、ひとりひとりが声を出して表現することを楽しみました。
テキストは、人間と友達になりたい赤鬼が主人公。「鬼」であるが ゆえ誤解されているのを、仲良しの青鬼が見かね、作戦をたてます。それは、村で暴れる自分を赤鬼に退治させる、というものでした。作戦は成功し、幸せになった赤鬼が久しぶりに訪ねると、青鬼はひとり村を去ったあと。自分あてに残された手紙を何度も何度も読み返し、赤鬼は青鬼のことを想って泣くのでした・・というお話です。
受講者の中には、声の小ささや語尾が消えてしまう、という悩みを抱え、最初は聞くだけの受講を希望していた人もいました。ところが、読みながら涙する人や台詞に自分なりの工夫をする人などが続出。「みんなちがってみんないい」雰囲気に、結果、全員が、自らの希望で声を出しての参加となりました。これは講師にとっても、うれしい誤算でした。
また、講師の「声を出すこと」が、いつまでも元気でいられる秘訣である、などのお話には興味津々に聞き入り、わずか2時間のあいだに、教室には不思議な連帯感が生まれていたように思います。終了後、「もっと朗読を続けてみたい」、「最近、疲れていたので心身が浄化された」などの感想をいただき、講座は大変ご好評をいただきました。(白銀)