名編集者・松本昌次さんの話が聞ける貴重な機会。実際のエッセイを朗読します。
(1)2月5日(金)19時~21時 武田泰淳 「汝の母を!」-日本軍兵士はスパイとして捕らえた中国人の母、息子 に性行為をさせて見物し彼らを焼き殺す。
(2)2月19日(金)19時~21時 木下順二 「小さな兆候こそ」-ナチス・ドイツも日本の軍国主義も、民衆が小さ な兆候を見逃さなければ抵抗は可能だったはずだ。「断ちものの思想」 -断つべきものを心に決め、それで迫害を受けるなら、気持ちよく迫害 を受けるだけの五分の魂を持て。
(3)3月5日(金)19時~21時 竹内好 「朝鮮語のすすめ」-日本国家は朝鮮人から一度は完全 に母国語を奪った。朝鮮語を抹殺することで日本語そのものが歪められ 堕落した。「前事不忘、後事之師」-「未来のために過去を忘れるな」 という中国と、過去を切り捨てて「明日のために話合う」という日本。 日中共同声明をめぐるエッセイ。
各回1000円(会員800円)*受講料下げました
戦後文学の出発点は、それぞれの作家の過酷な戦中体験であり、その戦 争を導いた明治以降の近代日本への疑問と否定だった。彼らが今を生き る私たちに問いかけるものは何か? 講師の松本昌次さんは編集 者生活50年、未来社勤務を経て、多くの戦後文学者と時代を共にした。
講師:松本昌次(編集者・影書房社主)